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主婦は気まぐれ
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2004年に入ると、テレビ・ラジオ・映画・音楽・新聞・雑誌・出版などの各メディアが競うように韓国の文化芸能情報を取り上げ、「韓流」という言葉の普及を強力に推し進めた。また、当時の内閣総理大臣である小泉純一郎が、盧武鉉韓国大統領との会談の際に『冬のソナタ』に言及するなど、韓流が政治的な意味を持った。この年、民間調査機関の発表する各種のヒット商品番付では、「韓流」が上位にランクインした。

日本における韓流には、電通を中心とした広告代理店のメディアミックス戦略によって仕掛けられた、という側面がある。また他のブームと同じように、韓流がブームとなったことで、各種メディアが積極的に取り上げてブームを加熱させた。やがて広告やCMにも韓国人俳優が起用されるようになり、メディアが韓流に乗り、同時にメディアが国民を韓流に乗せたことを示している。このようにして、韓流という言葉の定着が推し進められた。

韓流という言葉や現象が認知され始めた頃、一方では韓国人俳優に反発する人も見られるようになる。2ちゃんねるなどのインターネット上では、韓流が上記のように仕掛けられた流行であるという側面を強調し、熱狂的なファンは一部に限られているという考えを持つ人が少なくない。このような現象は、金大中政権以来の韓国の映画産業育成と海外市場開拓戦略の一環として、韓国が国をあげて海外に向けて売り込みをかけていることや、日本の市場に対する強力なキャンペーンをおこなったことについての不満が噴出したものと考えられる。

韓国では、このような韓国のメディア戦略を日本の自立的な動きとする分析がおこなわれ、文化評論家のキム・ジリョン博士は、日本では冬のソナタ以降、韓流がビジネスとして確立していると主張し、このビジネスに新規参入した日本のエンターテインメント会社が四天王という言葉を作り、人為的に韓国の男性俳優ブームを作り上げようとしていると解釈している。

しかし、日本では「韓国映画・ドラマはおばさんのもの」という意識が定着し、またブームによってタレントのギャラ、放映権などが急騰したため、韓国ブームと称するものは2005年頃から急速に衰退していった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』


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